弁護士選びの難しさ
ずいぶんと更新できてませんでした…
ご心配おかけしています。
今日初めての方から電話をいただきました。
その方は今の弁護士とうまくいかず
「弁護士なんてもう皆こんなもんかと落胆していました」
とおっしゃられていました。
本当に胸が痛みました。
「弁護士選び」
みなさんが抱えている大きな悩みの一つだと思います。
紹介とか
ネットとか
法律相談とか
そいういう機会を駆使しながら
弁護士選びをしていると思います。
法律相談とかいくと
毎回思うんですよ。
皆さん緊張されてて。
ただでさえ辛いことがあったのに
精神的にしんどいのに
そんな状況から専門家探しとか
本当にお辛いだろうなと。
しかも
弁護士だって
専門があったり
能力に差があったりする
なんて情報を聞くと
もうど~やって選べばいいねんと。
身近に弁護士がいれば別ですけど
そんな簡単ではないですよ。
もちろん
最近ではネットもあるし
弁護士会も
専門登録制を増やして
法律相談に来られた人に
事案に応じて
よりマッチングした
先生を紹介できるよう
尽力してるんだけどね
でも人間ですから
能力だけでなく
「人として
合う合わない」
はあります。
説明するとき
難しい言葉ばかりで
よくわからないまま
事件が進んでいく
私の話を
ちゃんと聞いてくれない
偉そう
人を見下している
↑人として論外だけど
この手の相談
本当に本当によく受けます。
そういう声を聞くたび
私も気を付けよう!
と襟を正すきっかけになりますね。
でもな~
「先生」って言われる人間って
ともすれば自分が一番正しいとかって
誤解しやすい面があると思う。
悲しいかな
なんでこんなにも偉そうなんだろう
なんでこんなにも粋がってるんだろう
って弁護士
普通にいる。
同業者の私ですら思うのだから
普通の人からすれば
遠慮しちゃうし
言いたいことも言えないでしょと思う。
この問題。
とことん納得するまで
色々な相談を回って
選択する方法もあります。
でもそれはそれでみんなができる方法ではないなと思う。
となると、
弁護士の方針や対応に違和感を感じたら
率直に意見をぶつけてみる
素直に伝える気になれない
話したのにちゃんと受け止めてくれない
丁寧に説明してくれない
そう感じたら
とにもかくにも
セカンドオピニオンを勧めます。
弁護士に遠慮することはありません。
だって人生の選択において、
誰とどう乗り切るかは
本当に大切なことです。
弁護士が人生の責任を取ってくれるわけではありません。
だから違和感を感じたら、また違う扉をたたいてもいいんです。
一人でも多く悩んでる人が、その方にとって合う弁護士と巡り会えることを
心から祈るばかりです。
2020年9月1日